事業案内

お客様に最適なソフトウェア開発サービスを提供いたします。

関西・西明石(新幹線西明石駅最寄り)を拠点に、全国どこでもお伺いいたします。
所在地:兵庫県明石市松の内2丁目4-10 ユタカ第1ビル6階 (地図

アピールポイント

  • 全般的なプログラム・アプリケーションの開発技術を有します。
  • 制御系ユーザ様の開発領域に関する知識が豊富です。
  • 数値解析ソフトウェア(とりわけMATLAB/Simulink®)20年以上の使用経験があります。
    シミュレーションに使用する環境モデルをSimulinkで記述できます。
  • 上記より、他社にとって受託が難しい領域も受注可能です。

事業内容

受託開発事業:制御系・事務系 Windowsアプリケーション

受注から納品まで
受注から納品まで
実績分野と開発例
自動車車載デバイス(ECU)検証システム/シミュレーター

車両を構成する部品を電子制御するコンピュータをECU(Electronic Control Unit)と呼びます。最初はエンジンの性能強化のためにコンピュータ制御を導入したことからEngine Control Unitと呼ばれていましたが、現在では電子制御は一般的となり、多数のECUを搭載し、連係動作できるに至っています。このようにECUの関係が複雑化しますと、開発検証時に必要な実機の不足が問題となります。これを解決するのが実機を代替するシミュレーターです。

パソコン端末ユーザーインターフェース(GUI)

シミュレーターは検査のための模擬信号を物理信号に変換してECUに入力し、反対にECUから出力された物理信号をサンプリングし記録します。ECUの周囲環境を模擬するために出力信号から入力信号を生成する機能も有しています。
弊社は、シミュレータを制御するパソコン端末ソフトウェアの、信号処理機器別プラグイン(GUI)の詳細設計および実装の実績があります。

MATLAB/Simulink®モデル 実行バイナリ生成カスタマイズ/モデルデータ抽出

ECUの周囲環境を模擬するためにSimulinkモデル記述を用いることがあります。実行性能を向上させるために、モデルをCソースコードに変換して検証システムに組み込みます。
ソースコードをコンパイルするための構成は、MATLABで用意された一般パソコン用からのカスタマイズが必要です。実行環境がパソコンとは異なるためです。
またSimulinkモデル中に使われたブロック名称をシステム内のメモリ情報を表す「ラベル」の名称として使えるように情報抽出します。
弊社は、SImulinkモデルをバイナリ化する構成のカスタマイズと、Simulinkモデルデータ抽出の実績があります。

ドライビング・シミュレーター

ドライビング・シミュレータを、C#言語で記述したWindowsアプリケーションとして開発しました。
これは乗用車または歩行者の諸元・移動経路・速度および移動開始タイミングならびに静止物の諸元と配置を設定し、走行時の位置関係などを確認するものです。
シミュレーション上の時刻毎の解析幾何学的情報処理を高速に実行します。

自動車コネクテッドサービス
  • 平成27年度版情報通信白書によれば、「コネクテッドカーとは、ICT端末としての機能を有する自動車のことであり、車両の状態や周囲の道路状況などの様々なデータをセンサーにより取得し、ネットワークを介して集積・分析することで、新たな価値を生み出すことが期待されている。」とあります。
  • 多数の車両から送信される膨大なデータを、実時間制約の中で適切に受信・伝送・収集することが要求されます。
自動車データ収集メッセージングシステム

弊社は、常時接続型の無線通信で各車両のDCMより伝送されるデータを、用途別に変換して所定のサーバーに振分け転送する、メッセージング技術の実績があります。

工場自動化(FA)システム
オペレーター端末ユーザーインターフェース(GUI)

工場での工程は高度に細分化かつ自動化されており、工程毎にコンピュータシステム制御されています。
例えば、工程の途中の中間品を加工する工程では、加工装置の空き状況・中間品の温度・加工処理残り時間、工程間で中間品を運搬する台車の位置、諸機器の故障状況などを監視しながら加工装置の制御を行います。
工場ラインの監視機能および制御機能を集約した端末を操作することで、少人数のオペレータによる工程管理を実現します。
弊社はラインコントロールシステムのうち、オペレーター端末ソフトウェアの詳細設計および実装の実績があります。

ソリューション事業

実績分野と開発例
自動車車載デバイス(ECU)検証システム/シミュレーターを使用した検査環境の製作支援
  • 先述のソフトウェア開発では、シミュレータ自体の開発を受託しております。そこから発展して、シミュレータを使用したECU検証環境をも製作します。具体的にはシミュレータに組み込んでECU周囲の環境を模擬する「環境モデル」の製作が主となります。モデル製作にはMATLAB/Simulinkを使用します。場合によってはC言語のコードで詳細な挙動を補足します。
  • 以下は弊社で製作した環境モデルの一例です。
EV等充電システム評価環境構築

バッテリーECUが評価対象になります。
充電対象の車両および充電スタンドを対象に環境モデルを製作しました。

ハイブリッド自動車評価環境構築

世界技術規則(GTR)に対する適合性評価のための車両環境モデルを製作しました。

  • 自動車シャシーモデルをSimulinkにて製作しました。
  • 回生トルクを考慮した協調ブレーキモデルをSimulinkにて製作しました。
  • J1939プロトコル変換器をSimulinkにて製作しました。J1939はCAN通信をベースとした上位のプロトコルでSAE(Society of Automotive Engineers)が提供しています。